前回のブログでは、3月6日(日)に開催されたイベント『第3回 親子で ☆ IT × スポーツ教室』
1時限目の授業となる「紙とスマホで3Dゴーグルを作ろう!」の模様をお伝えいたしました。
今日は、2時限目の授業となる「ボルダリング・クライミング体験」の模様をお伝えいたします ♪
今イベントは、小学1・2年生の親子を対象に開催をしておりますが、学年に関係なく同伴する小学生の兄弟姉妹の参加も可能なことから、上は4年生~下は3歳までの親子総勢20名を超えるファミリーが会場に集まり、とってもにぎやかなイベントとなりました。
2時限目 ☆ Let's ボルダリング!
ボルダリング・クライミング教室の先生は、CloudCampイベントではおなじみのTOM先生☆
郡山市にあるクライミングジム “TrailRock(トレイルロック)” のオーナーであり、福島県山岳連盟理事の菅野富寿(すげの とみじゅ)さんです。 昨年(2015)の和歌山国体では “少年男子福島県チーム” 監督を務めています。
まずは、準備体操をしっかりと ♪ 手はグーパー、グーパー、足はブラブラ、ピョンピョン!
カラフルな「ホールド」と呼ばれる「岩を模した突起」にも慣れてもらうために、このカラフルな「ホールド」を使っての “イロオニ” 遊びでカラダを温めます!
ホールドとは、壁を登るために取り付けられた“手がかり”のこと。
様々な形状、色合いがあり、見ているだけでも、ワクワクしてきますね♪
動物や鳥、虫、そして海の中の生き物を模った “ホールド” もあり、子どもたちもお父さんもお母さんも、思わずニッコリ ♪
さぁ!準備はOK? いよいよ、登りはじめるよ!
注意事項、ルール。安全に遊ぶために、守ってほしいこと!
TOM先生も真剣なので、その声に子どもたちも真剣に耳を傾けます。
安全第一に、みんなが楽しく登れるように! ルールやマナー、守るべきことをしっかり身につければ、楽しみの幅はどんどん広がりますね。
「S」スタートのホールドを両手で掴んではじまります。
最後は「G」ゴールのホールドを両手で掴めれば課題のクリアです!
下記画像のように、スタートからゴールまで、あらかじめ決められたルート(色)を、手と足を駆使して、どのように進めば、スムーズにゴールまでたどり着けるのか。
まずは、しっかりとイメージを膨らませるためにも、どのように手を足を置いて進むのがベストなのかを考えます。
ただ単に、壁に張り付いて、腕力任せだけに動き回るのではないことから、アタマの体操(ストレッチ)にもなりますね!ボルダリング、クライミングは、アタマを使うスポーツでもあります。
子どものうちから大切な “自ら考える力” も育まれます☆
ボルダリング ☆ 子どもたちは忍者!?スパイダーマン!?
それでは、子どもたちの登りっぷりをしばし、ご覧ください☆
このスポーツは、近年、急速に愛好者が増えており、国体競技にも導入されています。 また、日本のみならず、世界的にもオリンピック競技に導入すべく運動中で、現在進行中。
2020年東京五輪の追加種目として、2016年8月の国際オリンピック委員会(IOC)総会への提案が決定しています(2015年9月28日付)。
世界では50カ国200万人以上、日本でも50万人以上の愛好者が存在すると言われています(2015年現在)。
一見、腕力が強い方が有利に思われがちですが、腕力よりもバランス感覚の方が大切です。
決められたルートを登れたときの達成感☆
あと一歩!行けそうで行けなかったときの悔しさ!
このスポーツは、腕力だけではなく、その “次の手” を読むアタマも使うスポーツです。
CloudCampのボルダリング壁は、8級~3級までの合計23課題(ルート)があります。
※級が減っていくごとに、難易度が増します。 基本的には、同じ色のホールドに触れるのは手と足を限定したスタイルで登っていきますが、今回は、手だけをカラー限定にして、足は自由に何色に触れても良いものとしました。
こういったスタイルで、簡単に難易度も落とすことができるので、初心者でも「等級」に縛られることなく、チャレンジすることができるのも魅力のひとつですね!
続いては! “クライミング” に挑戦だよ!
先ほどまでは、“ボルダリング” と呼ばれ、高さ3m~5mほどの壁を安全確保のためのザイル(綱)を使用せずに登るスタイルでした。
続いては、二人一組で登っていく “クライミング” です。
登っていく人が「クライマー」として、その登る際にビレイ(安全確保)する人のことを「ビレイヤー」と呼びます。
クライマーの命を下で預かるビレイヤーは責任重大ですね!
ビレイヤーのTOM先生の掛け声とともに、子どもたちは、スルスルと忍者のように登っていきます。
けっこう高いんですよ!!!
上からも、お父さんお母さん、子どもたちも見守ります。
今回の教室は、4年生と2年生のお兄さん、お姉さんがクライミングに挑戦しました。
CloudCampでは、初心者でも、安心してより安全にクライミングが楽しめる「トップロープ方式」と呼ばれスタイルです。
安全確保用のザイル(綱)を、あらかじめ最上部に設置してある終了点(カラビナ)に通して、地面までザイル(綱)の端を垂らした状態で、クライマーとビレイヤーがザイルを腰に結び付けて登るのが「トップロープ方式」でのクライミングとなります。
ご参加いただき、ありがとうございました ☆
今回は、少し解説を交えながらのレポートでした。
この新しいスポーツ☆ “ボルダリング” “クライミング” をお分かりいただけたでしょうか ♪
2月からスタートした『南会津町:森のスマートオフィス開設・人材育成事業』 “親子で ☆ IT × スポーツ教室” も、今回で第3回目を迎え、今年度(H27年度)の事業としては、最終回となりました。
こういったスタイルで、参加者が自ら参加・体験するワークショップ。 子供たちの想像力、発想力、創造力を育む一助となれば幸いです。 また、親子の絆を深めるきっかけにもなれば良いですね ☆
今後も、CloudCampでは、様々なアクティビティとITを組み合わせたイベントを開催して行きたいと思います。
ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
3回の教室では、約60名の親子にご参加いただき、遠方からは、福島市、桑折町からの参加も!
そして、地元、南会津町、下郷町のみなさんもありがとうございました♪
また、CloudCampでお会いしましょう☆
*H27年度事業イベントの模様は ↓ こちらから*