太陽光を利用した実証実験が始まります
CloudCampでは、今後太陽光を利用した2つの実証実験が行われます。 一つは、太陽光パネルから熱を出す事で、屋根に積もる雪を溶かす融雪モジュールの実験。 もう一つは太陽光パネルの電力を効率的に使って稼働する通称グリーンサーバーの研究です。 先日、CloudCampの屋根に太陽光パネルを設置するためのキックオフミーティングが開催され、 7つの企業と1大学の方々がお集まりになりました。 四方を森に囲まれたCloudCampで、 建物の方角や、周囲の木の影の位置、屋根の角度などあらゆる要素を 考慮に入れながら、太陽光パネルを設置する場所が決められていきました。
10月半ば、太陽光パネルを設置する為の足場が、CloudCamp周辺に設置され、 これから太陽光パネルの設置が始まり、12月には作業が完了し研究が始まります。
今回の研究について、産業技術総合研究所・福島再生可能エネルギー研究所の近藤所長代理は、 「この研究は、郊外に省電力のサーバを設置できる事で企業のライフスタイルの転換につながる事や、屋根の雪降ろしにかかる化石エネルギーの排出抑制や事故の防止に繋がる為、とても意義のあるもの」 と仰っていました。
産業技術総合研究所・福島再生可能エネルギー研究所 近藤所長代理
今後、太陽光パネルの設置や研究の様子などもご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!