南会津、七ヶ岳(標高1,636m)の麓、標高約800mに位置するCloudCamp。
私たちは、その麓の集落、藤生の上野地区と古今地区の方々に支えられております。
今回は、各集落で行われた、小正月の伝統行事“歳の神”のお話しです♪
心温かホッコリ、上野(うわの)地区
関東地方の大学を卒業し、5月に南会津にやってきた新人Hanくん。
この地区で生活をし、半年が過ぎ、地域にも徐々に溶け込み始めています。 なんと!最初に火を付ける大役を仰せつかりました。
正月飾りなどを藁とともに燃やし、無病息災や五穀豊穣などを祈願する伝統行事。 “歳の神”の火にあたると風邪をひかないと言い伝えられています。
そして、“年男”ということもあり、参加者に振舞う“ミカン撒き”にも御使命をいただきました☆
最後は、熊汁!!!!!
この地区には、猟師(マタギ)が居るんですね♪
県外から南会津の地へ移住した新人Hanくん。 こうやって地域の人達に、仲間の一員として溶け込んでいく姿はたくましくもあり、「若者の南会津移住計画」として大きな前例、成功例となります。
南会津移住1年生。 もちろん苦労もあるのでしょうけど、それ以上に地区の方々の温かさがカバーをしてくれているようです。 季節のお野菜をオスソワケでいただいたりと、上手くコミュニケーションも取れているのかな。 見ていても、思わずホッコリと嬉しくなります♪
親心、母心の目線で見てしまう・・・笑
人情味たっぷり、古今(ふるいま)地区
今シーズンは、雪が無い、雪国の南会津。 例年、この時期ではまず考えられませんが、田んぼに雪が見当たりません。
はじまる前に、地区のおかあさん、おばあちゃん、、とお話しすることができました♪
歳の神では、その炎でカラフルに彩られた米粉の団子やスルメをあぶって食べる。 これらを食べると、一年間病気をしない、頭が良くなる。 そういった縁起物だそうです。
旧年中の神棚にお飾りしたしめ飾りやお供え物をお焚き上げし、“歳の神様”を天にお送りする。 この天に勢いよくあがる炎にあたると、病気や怪我知らず!
ひと昔前までは、とても神聖な伝統行事で、お風呂に入って身を清めて、それからキレイな着物で着飾って“歳の神”に足を運んだそうです。
「子どもの頃はもちろんだけど、ここに嫁いでからだから、昭和20~40年代前半頃までの話だよ。」 そう優しく、80歳になるおばあちゃんは、お話ししてくれました。
ひと通りの祭事が滞りなく終わった後は、、、!!!
区長さんはじめ、地区の方々とカラオケ大会 ♪♪♪
人情味たっぷり ♪ 南会津の夜は更けていきます ♪♪♪
藤生、上野地区と古今地区の方々あっての、私たちです。