SHOJI!
今週は、DIYを重点的に行いました。 前回のペンキ塗りに続いて、今回のDIYは、障子(しょうじ)貼りです☆
まずはじめに! 古い障子に、水分をたっぷりつけて、剥がしやすくしてから、作業をスタートさせます。
枠組み(格子)を痛めないように、丁寧に優しく、剥がしていきます。 水で湿らせたら、少し時間を置くのが、剥がしやすくなるポイントのようです。
続いては、格子に糊付けです!
刷毛で格子に撫でるように、糊付けをしてして行きます。 糊がはみ出し過ぎないように、少しずつ刷毛を動かしていきます。
一気に糊付けを済ませてしまいたいところですが、乾燥もしてしまうので、様子を伺いながら、新しい障子を貼り付け、コロコロと転がしながらの作業になります。
障子(しょうじ)について、少し調べてみました♪
歴史は、遠く平安時代からはじまります。 しょうじの「障」は、「防ぐ」「隔てる」「塞ぐ」という意味を持つことから、まさに直射日光をさえぎる役目を果たしてくれます。 柔らかく日当たりの良さを感じながら、日光をさえぎるという、優れた特性。 日本独自の美意識である「侘び寂び(わびさび)」の感覚にも通ずるものがありますね。
そして、続いての作業は、カッティングです!
定規とカッターを使い、余分なところを丁寧にカッティング。 強めにカッターを動かしてしまうと、格子を痛めてしまうので、飛び出た障子だけをカッティングするイメージでの力加減が必要!
また、完全に糊が乾いてしまうと、剥がれ難くなってしまうし、その一方で、糊が乾いていないと、カッティングの段階で一緒に剥がれてしまうので、カッティングを行うタイミングは、絶妙な見極めが必要になるという、意外に繊細な作業です。
CloudCampの客室は、和室☆ 「客室6部屋+スタッフ室2部屋=合計8部屋」の障子貼り作業を無事に終えました。
障子(しょうじ)は、吸湿性にも優れていることから、室内の温度、湿度調整にも役立つ特性もあることから、近年では、和室だけではなく、ホテルやマンションなどの洋室にも用いられている姿も目にしますね。
四季折々に気温や湿度が変化する日本。 「しょうじ」は、豊かな文化を育み、人々の暮らしに密接したパートナーだとあらためて感じました。
グランドOPEN後、CloudCampに宿泊した際は、私たちのこんな裏側のもうひとつの姿を思い浮かべていただければ幸いです ♪