水の源へ!
CloudCampの生活水は、山から流れてくる沢水を利用させてもらっています。
福島県南会津郡南会津町の中央部に位置する標高1,635.8mの“七ヶ岳(ななつがだけ)” その麓にあるCloudCampでは、七ヶ岳から注がれる伏流水をいただいてます。
今日は、水の源「水源地(すいげんち)」の清掃に向かいました。
沢沿いの林道をグングン登っていきます。
沢の音、木漏れ日、葉が風に揺られる音、そして小鳥の声 ♪ マイナスイオンたっぷりのトレイルを進んでいきます。
途中、ちょっとだけ脇道に足を伸ばして・・・
CloudCampスポーツプログラムである「トレイルランニング・ウォーキング」のコース視察も兼ねながら☆
水源地に到着すると、まだ雪が残っていました。久しぶりの再会です ♪
丁寧に落ち葉を払い、重たい鉄のふたをみんなで力を合わせて持ち上げます。
約3mもの深さがあるタンク。 恐る恐る、一歩一歩、慎重に降りていきます。
沢から流れ込んだ、落ち葉、土砂の掃除です。 先月まで、雪解け水が大量に流れ込んでいたこともあり、土砂も一緒に流れ込んでしまうんですね。 竹ぼうきでの力仕事です!
次は、沢のほうに移動して、水の流れが良くなる様に、石の配置を調整したり、枯れ枝を払います。
雪解け水そのものとあり、キンキンに冷えている沢水! 手はビリビリと、凍てつく冷たさです。 そこに、ひょっこりと現れたのが・・・
水のきれいな山の谷川に生息する“サワガニ”です。
帰ってから、少し調べてみました。 サワガニは、なわばりを持ち、雑食性。 そして、土や石の下に潜り込んで、冬眠をするんですね。 また、餌についてもおもしろい特性があり、3月~6月頃までは、水草などの植物性の餌を好みます。 そこから、7月以降はカエルやミミズなどの肉食に変わりっていくそうです。
前菜のサラダを食べてから、メインのお肉に移っていく、なかなかグルメな生き物ですね☆
最後は、水源地から一段下がった「ろ過」の役目がある場所を清掃。
ここも、落ち葉や土砂を丁寧に払っていきます。
時期にもよりますが、毎月最低一回は必要な水源地の清掃。
私たちの生活になくてはならない“水”。
山の木々に、動物たちに、そして私たちのココロとカラダに潤いを与えてくれる自然の産物。
“命の水”のありがたさを見つめ直す良い機会となりました☆
これからも、山からの“オスソワケ”を大切にいただきます!