こんにちは!
1月13日(土)14日(日)に行われた南会津藤生・古今地区の歳の神に参加してきました。
2018年も更なる成長を祈願して、イーダブリュエムファクトリーのお札も燃やしていただきました。
歳の神は、歳神様が天に帰っていくための火祭り行事。
歳神様は火を燃やした煙に乗って、天に戻っていくとされています。
藤生・古今地区の歳の神の恒例行事と言えば、ミカンまきです!
みんなミカンまきを楽しみに来ると言っても過言ではありません!
拾ったミカンを入れるための袋をみんな必ず持ってきます。
年男/年女にあたる人たちがミカンをみんなにまきます。
こちらは団子を焼いている様子です。
【藤生地区】
藤生地区では、毎年11月3日文化の日に歳の神の準備を行います。
集落の人たち総出で山から木を伐ってきたり、萱を刈り上げたりして、ご神体を創り上げます。
朝8時からお昼12時まで約4時間の作業を経てようやく完成です。
ご神体が二体あるのは、それぞれ男性と女性をイメージしており、二体並んでいるのは夫婦の象徴とのことです。
藤生地区は3つの集落から構成されており、そのうち2つの集落で歳の神が行われます。
今でこそ2つの集落で歳の神が行われていますが、藤生地区ではしばらく歳の神をやらない時代が続いたそうです。
それを20年ほど前に有志で復活させる動きになって、現在に至ります。
参加していた藤生地区の方とお話をすると、みなさんしみじみと「子どもが少なくなったなあ」「こんなに子どもが少なかったのか」と口をそろえておっしゃっていました。
【古今地区】
古今地区では、歳の神の後の懇親会にも参加させてもらいました。
話は、2040年には、1人暮らしの世帯が4割に上るという新聞記事の話題になりました。
この集落は4割じゃ済まないだろう。そんな話が出ました。
そして、早くも話題は2018年の忘年会について盛り上がりました。
改めて若年人口の少なさを実感しましたが、だからこそ一人ひとりがどうするか試されているのだと感じます。
2018年度は地域をいっそう盛り上げていく活動に社員一同さらに関わってまいります。
最後に、当日の動画をアップしたので、ぜひ見てみてください!
【藤生地区】
歳の神
ミカンまき
【古今地区】
歳の神
ミカンまき